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タマネギとラズベリー | 信州せいしゅん村

タマネギとラズベリー

小雨。6時から資料作り。旅行エージェント様、講演会の資料、県へ上げる資料。

9時、旅行エージェントの栗田様が私達の資料を持ちに来てくれた。契約の話しも有ってユニット契約を交わすことになった。田中タクシー会社社長さん、お世話になりました。栗田さんは農業大好き人間。プランターで何でも作ってしまい、早く市の家庭菜園の抽選に当たらないかなあと首を長くしている人。野菜談義にも花が咲く。私の持論である野菜は料理に合わせて栽培しておかないと駄目だよとアドバイスをさせて貰う。最初は私の話が判らなかったようですがあとになって納得。

タマネギの収穫をするようになるのでタマネギの干し場作りを行う。12時40分を過ぎた。蒸して蒸して汗でズブズブ。

そう言えば昨日の日本農業新聞にタマネギに関して、大手実需者のサラダ・総菜事業野菜担当者の記事が載っていた。それによるとサラダや煮物など総菜のおいしさやコストは、野菜の品種で変わる。タマネギの場合は大きく3つに別れる。ソティー・フライ用の中晩生種、サラダなど生食用の早稲種、色調・薬味用のムラサキ種。タマネギは味付けの基本的な素材。加熱して使う。

原産地の中央アジアのような乾燥地で作ったものは、水分が少なく歩留まりがよい。受け入れ基準ではないが、水分含量89%を理想。歩留まりは保管状態でも違う。ピルビン酸由来の辛みが少ないことも要件だ。昨年試験し、北海道産は1㌘当たり990μ㌘、岡山産は490μ㌘だった。産地は雨が少なく日照が十分で昼夜の温度差が大きく、乾燥施設と貯蔵施設が有ることが重要だ、と有った。

何だ、武石の気候風土のことが書いてある。この辺りは本州一の少雨地帯。日照時間も静岡県と同じぐらいに長く湿度は低い。温度差が大きく、菅平は日本一の日格差が有るところで有名だ。そう言えば前にホテルの支配人から云われたことが有ったっけ。『小林さん、タマネギに何かやっているですか、タマネギが甘いのでおかしいと思って。北海道産は辛くて生食は出来ないが、小林さんのは食べられるので』だった。納得。

午後一番でラズベリーの収穫。結構取れたのでジャムに出来ると女房が喜んでいた。帰宅したら雨が降り出す。ラズベリー収穫はラッキーだったですね。

雨だから居ると思ったと云って、長和町の小金沢さんがヒョッコリと尋ねて来てくれた。冬に右肩の筋を断裂して二ヶ月も入院していたとのこと。お気の毒でした。先日の週間情報誌に記事が載っていたのでその話。トレイル構想が進んできて、広域に拡大し、環境省からも従事者の支援を受けられる様になったが、肝心の自分達が収入が泣く、ボランティア作業だとボヤいていた。

県の宮越さんから創業支援事業のお薦め話があった。実力が無いから、農産物で収入を得るのは大変で取組が出来ないからとお伝えする。それにしても条件が合えば結構な良い話しなのですが、駄目ですね。

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