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中国から訪問する意義 | 信州せいしゅん村

中国から訪問する意義

小林様

ご連絡ありがとうございました。
大学が夏休みと言う事もあり、1週間ほど上海に行ってきました。
20年前に一度行った事がありますが、その時受けた共産主義国家と言うイメージは全く感じませんでした。
街が清潔できれいになっています。露天でカエルや鶏を売る朝市に電気自動車の清掃車が出て歩道を奇麗にしていました。

高速道路は日本と同じ勢いで伸びています。中心部の眺めは超高層マンションが連なり、まるでハリウッド映画のマトリックスの中にいるようでした。

中心部から30分ほど走ると忽然とマンション群が消え、農村地帯が広がります。ちょうど首都高から関越に入り、花園あたりを抜けていく風景に似ています。ひどいと聞いていたサービスエリアのトイレも水洗式で抵抗なく使えました。

ただ、匂いが臭いので聞いてみたら「腐豆腐(くさとうふ)」と言う発酵させた中国の独特の食品の臭いであることが分かりました。サービスエリアのショップでこれを売っているのです。街の露地からもこのにおいが漂っていて、下水のにおいと勘違いしてしまいます。

感心したのは古い建物をライトアップした外灘(ワイタン別名バンド)の夜景です。まさに東洋一の大都会の風格を感じさせます。毎日いろんな中華料理を食べなしたが、どの店も日本より味付けが薄いと感じまし
た。自分が相当濃い味付けに慣らされてしまっているのか、日本の外食が全般的に味が濃いのか考えさせられました。

若者は、日本の大学生よりお洒落でハイセンスな人が少なくありません。気に入ったアクセサリーやおいしいものに惜しみなくお金を使うといった感じです。いずれにしても今の上海で見る限り中国の経済力は相当な勢いです。蘇州では、農村や観光地にもコンビニがありました。

都市化が進めば農村部との格差が拡大するでしょうし、農業の形態も変わらざるを得ないでしょう。中国の子どもたちが信州せいしゅん村を訪問する意義を改めて感じました。

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