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美談の裏に起こっているから、怒っている | 信州せいしゅん村

美談の裏に起こっているから、怒っている

下記の○○新聞の記事の中に、美談として語られていますが、先日この裏話を聞くことが出来、美談の陰でまた泣かされている人々が垣間見られ、憤慨しています。

【国民全体の支え合いも重要です。原発事故による風評被害は深刻ですが、一方で福島県産や茨城県産の農産物を都会で直売すると、大勢の人が集まって買っていくという現象が起きています。多くの消費者は誤った風説に惑わされず、むしろ食を通じて被災地を応援したいと思っているのです。】

ある量販店では風評被害農産物を、パワハラまがいに納入価格の引き下げを迫り、その担当者は『そんなことおかしいですよ』と云ってはみたものの、その指値に応じざるを得ず、納品したそうです。

風評被害で売れなくて困っている所へ、足元を見透かして安値納品を迫り、納品業者や農家をまた泣かせている。(売れないより売れた方が良いでしょうと迫るのかな?)

心がないのか。真心サービスと云っておきながら何だお前さんは。

風評被害救済だったら、倍の値段で買い取るから納品してくれと量販店は言えないだろうし、消費者も安いから群がる訳ではないだろうが、でも本当に被害救済を美談として訴えたいのであれば、支援になる活動を行って欲しい。

自己利益追求の商売魂で取り組んで欲しくはないし、安いから買うのではなく、損得抜きでただ支援したいから、値段が少々高いが農家を救うことになるから買いますと両者ともに買って欲しいですね。

本音は倍値で買ってくれて、風評被害の救済を行っています、と云って欲しいのですが。

自分の責任で生み出した事でもないのに、どうして農家は泣かされなければならないのか。いやになってしまう。

弱みに付け込んだ悪いことを許していけないと思いますが如何ですか。(こんな風評被害救済支援販売店は・・・・かな)

昨日深夜帰ってきましたが、気仙沼へ支援物資と義援金を届けに行って、被災者の方々に失礼な言い方になってしまうが、被災地を見なかった方が良かった。そのくらいのショックを受けてしまい、涙ボロボロ状態だった。

全てを呑み込み、全ての存在を無にしてしまった忌まわしい津波の被害から被災地をどうやって立て直すのか、それこそ国を挙げて取り組まない限り、被災者たちは絶対に立ち直れないだろうと思う。

一つでも役に立つことを、皆がやらないといけないと痛感させられる。

何が出来るのだろう、私は。
あなたは何をやりますか。何が出来ますか。

言っているだけではダメなんです。
行動しないとダメなんです。

やれることからやりませんか。
でも美談になっても裏で変な事はダメですよ。

積善の国に余慶あり、になりたい。

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