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朝一で大分県へ。豊後竹田市、実態には驚かない!豊後大野市で講座。 | 信州せいしゅん村

朝一で大分県へ。豊後竹田市、実態には驚かない!豊後大野市で講座。

朝一の5時25分に大分県へ向かう。新幹線は一番の6時13分。羽田から熊本。熊本からレンタカーで阿蘇を抜けて、目的地の豊後大野市に向かう途中、豊後竹田市に立ち寄って調査活動を行う。

豊後竹田市の庁舎は城郭つくり。立派で近寄りがたい存在。しかし農政課の担当者をはじめとして皆いい職員だった。とにかく熱く語れる。こんなに語れる人はお会いしたことが無い。そして長野県の我が周辺の農業への造詣が深い事と云ったら特筆ものだ。良く知っている。

この市に「九重野・地区」と云うところがあり、全国の集落営農組織の草分け的存在で、平成15年にはその活動が農水大臣表彰を受けた有名なところです。その表彰後の事をお聞きしたいので立ち寄ったのです。

耕作面積100ヘクタール。耕作率160%を超えた優良組織だったのですが、高齢化、後継者がいない。全国のほとんどの農村と同じ状態だと云う。大臣表彰を受けてもこんな状態。どうしますか、皆さん。

市役所庁舎からその九重野地区へお二人の職員さんに道案内してもらって会長さんにお話を伺う。案内してもらったところは加工設備が最高に整った有名は施設。行ってみて驚いた。蜘蛛の巣が張ってカビ臭くて、人の気配が全く感じられない施設。7月から営業はしていないのだそうです。

表彰を受けた当時は羨望の的、今はお荷物で、集落営農組織も財政負担も出来ないほど苦しく、営業継続が出来ないのだと云う。一体どうしたことか、とお思いになられる人だらけでしょうね。でも不思議ではありません。おおよそ同じことが全国に出回っているありふれた本当の事実ですから。厭になります。

5時15分、豊後大野市に到着。ロビーで私たちの事をお聞きしたいと待っていた大分大学4年生と面会。根掘り葉掘りの後は、今回の一番の用事、大野市の講座を一緒に聞いてもらって頂くことで許して貰う。

6時から開始。聴講生は10人。皆トラやライオンかな??? 熱心にメモを取りながら聞いて貰って7時50分に私の一方的な話が終わる。そして質疑応答が終わったのが予定時間の8時を大幅に超えて、8時40分。打ち切って貰って、でした。本当に熱心ですね。これからの動きが楽しみです。来年1月15日に再び訪れることになっています。

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