トロフィーを持って歩く。梅の剪定。長時間のNHK打ち合わせ。

大きなトロフィー。我がことの様に喜んでくれた。

午前中、昨日のトロフィーを持って歩いて2軒の家で見て貰う。

一軒目は87歳のAさん宅。2年前までは信州せいしゅん村の中心的メンバーで設立時から積極的に活動に加わってくれ皆を大きな声で先導してくれたが、今は体調を崩しディサービスに週3日通っている人。

受賞を我がことの様に喜んでくれ、Aさんは涙が止まらなかった。私は二か月に一度ぐらいは活動報告をしがてら顔をだしお茶を頂戴しているが、こんな報告が出来たのもAさんのお陰、感謝します。

二人目は74歳のBさん。10年前以上前に胃癌で全摘をしていて昨秋から体調をこわし、奥さんからぼやかれていた。人生の目標を見失って自暴自棄的なことを云って奥さんを困らせていたのです。

継続してきた結果が受賞に繋がり、受入家庭の皆さんの協力が有ったからこそとお礼を云いながら、丁度休日で小学校5年生？のお二人のお孫さんが遊びに母親に送って来てもらったので、お孫さんにも聞こえるようにお話をする。

50年100年後の素晴らしい地域があることを喜べる為に、今現在それを作ることを楽しんで活動をしているのです。お孫さんに『お爺ちゃんたちが頑張ってくれたから良かった』と云われるようにやりましょうと云うと、引き続き協力を約束してくれた。

遅れてゴメンと云いながら果樹園で梅の剪定。切った傷口から涙が出てきそう。もう少し早くやってあげれば良かったが、許してください。

NHKの担当者が1時の約束だったが、少し遅れて来て5時15分にお帰りになる。私の6月初めまでのスケジュール表を見ながら、これは何ですかどうやるのですかを繰り返す。計画していることの重さが良く判る。協力して上手く事を運んでもらって是非放送してもらいたいですね。