SNSオラーノ


オラーノに入れますよ。ご参加下さい


慶應大学の皆さんのご協力で出来あがる。感謝!感謝!です。
 


 
オラーノの可能性を探っての真剣な話し合い
            【実名を避けて●△等にしてあります】
(ミ)
 今日は準備会の延長という気がしています。みなさんから面白いご意見などを頂き、今日はさらに進めたいと考えています。 実際にSNSの学習会、ビデオなども含めてできればいいなという話なんですが、ニーズが高まっているという状況があります。
 ●●●の塾は、地域を元気にしていく活動のコーディネート。そのためのメディアを活用した繋がりを考えていく。
●●●ねっとについては、数ある道具のひとつという認識でいます。本来何をしたいのか、皆さんの思いが実現されるための方法がSNSだと考えています。県内でも地域SNSが立ち上がっていまして、なかなかうまくいかないというところも多いようです。本来的な目的に向けてどう使うかという認識が大事なんです。
 ●●●の塾は地域を元気にしていくための道具をどう使うということを考える場だと考えています。そうはつ塾という風に考えています。SNSもありますが、さまざまなメディアを道具立てとして使うことを考えています。
今●●●ねっとを立ち上げましたが、半分以上の目的は地域の方々に活用していただくというのがわれわれの希望です。地域の繋がりを作るフレームができればと考えています。
 前回の課題も多くあり、どうでしたか?

(モ)
 私はロクモンセンプランの話が印象に残っていますので、人の集まりから出てきた話を取り上げて、メディアを活用して地域を元気にしていくということが印象に残っています。そんな感じですね。

(ミ)
 私も投げかけについて考えていまして、まさにロクモンセンプランは自分で描いている方でしたよね。自分たちの地域を考えるのが面白くなる。みんなで持ち上げるようなことができればいいと思うんですね。
 うえだげんきさんにお聞きしたいんですが、●●●ねっとに期待されている部分もあると思うのですが?

(げ)
 ●●●ねっとが立ち上がると聞いたとき、「これはいい」と思いました。ロクモンセンプランについてはmixiの中で見つけて、うたかたさんにお会いして、資料なども用意してくださって、あまりに感動したので、やれるだけコピーさせてもらいました。 精神的なエネルギー面で大変のようで、そういうことの応援をできたらと思っています。

(ミ)
 市民会議を立ち上げるそうですが、SNSとの関係は?

(げ)
 情報をSNSを使って流したいと思っていましたので、●●●ねっとを使わせてもらおうと考えました。可能性はあると考えていまして、参加者が増えればと考えています。

(ミ)
 むらおささんはオラーノを立ち上げた方なのですが、SNSの課題などについてお話をお聞きしたいのですがよろしいでしょうか。

(む)
 私たちの方も慶応大と一緒になってSNSオラーノを立ち上げてきているんですが、ここ半年ほど動いている中で、地域に役立つという点について、実際どういう点で動いていけば地域に役立つのかというところが課題だと思っています。
 地域に役立つSNSと考えたとき、どういう形だったら役立つのか、それが見つからない限り、地域にとっても半分くらいしか役立たないのではないかと強く感じています。
 地域の要望にこたえられるようなSNSというのが、世の中にはまだないんじゃないかなというのを感じています。多分このままやったら、あらかたの地域SNSはだめになっちゃうと考えています。ですからそういうときに、「オラーノがあるね」と言われるようないいSNSが作れたらいいなと思っています。要望にこたえられるようなSNSが作れるのか作れないのかという点で疑問を感じています。

(ミ)
 ●●●ねっとと違うのは、信州せいしゅん村というコミュニティで使っているので、機能の必然性について楽しむことが難しい面もあると思うんですね。

(モ)
 オラーノの場合は、SNSが分かっている人の集まりではなく、参加者のほとんどは初心者なんです。そういった方々にいきなりコミュニケーションというのが目の前にあると、難しかったり、どうやって使うのが便利なのか分からないままきてしまったと。それがひとつ私の反省点でもあります。
 メディアについては、紙もふくめて、色々と複合的に選択したなかでSNSがあると、ですからSNSはどうやって使うのかという全体の中で絞り込んだ運用が必要なのかと思います。
 SNSをうまく使っていこうと考えていくときに、実社会でのつながりとSNSでの繋がりを同列に考える必要があるのかと思います。
 コミュニケーションをどうとっていくかという課題があると思います。

(む)
 SNSの可能性は大きいから、それをどう使えばいいかということが課題だと思いますね。本当に広く双方向でやろうというとき、従来のSNSの縛りというか仕組みではなく、実際の人間関係に基づいたものになればいいと思っています。バーチャルな社会ではなく、農村社会の中に使えるようなSNSができればいいと思います。

(P)
 今のお話は本質的で、SNSというのは友達の友達という弱い関係をつなげていくものなんですよ。ですから元々関係性の強い農村の中では、それにあったカスタマイズが必要なんだと思います。

(ミ)
 今の地域SNSというのはバーチャルから抜け出していない気がしますね。

(な)
 昨日会議があったのですが、その会議を補完するものとすれば「オラーノ」ですね。尺度は自分たちで持っていますし、慣れるのは時間がかかるので、実態と補完すべきものの議論をするとすれば、実態を先にやらねばならないと思います。ですからSNS同士について考えるとすれば、尺度は実態しかありませんよね。

(ミ)
 私も同じ認識を持っていまして、今度のろしリレーというのをやるのですが、実はここにおっしゃったメディア活用の大きな壁があり、可能性と同時にある状況です。地域の繋がりを作り、お互いに発信しあえるような情報交換ができる形を、これを機会にできればと考えています。ネットワーク作りの大きなミッションなんです。それに加えて、情報リテラシーを獲得するためにSNSが役立つということなんです。SNSに入っていただくことによって、そこが否応なしに強化されるという認識です。
 ●●●ねっとはオラーノと違って外部公開の機能もあり、のろしリレーのコミュニティも見れるんです。まずはコミュニティのメンバーになることが必要なんですが、それができていないということがあるんです。基本的な理解を飛ばしてしまうとそのまま続いてしまう。

(P)
双方向じゃなくて、もらうことだけで納得しちゃうんですね。井戸端会議をいろんな人が見ているという中で、何もしゃべらないといるかいないかが分からないですね。

(ミ)
 課題は、17箇所でのろしを上げる際に、お互いに情報を共有する際にメーリングリストの限界もありまして、情報蓄積ができていないんです。緩やかな繋がりを補完する必要があって、それにはメーリスは限界があります。自分たちで情報を発信する、共有するということが必要なんですがそれができていないんです。その原因はやはり経験がないからですね。
 これはすごくもったいないことで、これを発信できると、ゼロが有に変わるわけです。そうするとどんどん自分たちでできるんですが、ゼロのままだといつまでもゼロでも。そこがうまく支援できていなかったのかなあと感じています。出したがっているんですが出せないんです。

(モ)
ロクモンセンプランを例に出すと、mixiなどでやっていてもコミュニケーションが足りないということで、その足りない部分をケースとして客観視してみないと自分のことに落とし込めないと思うんです。今ののろしリレーの話も具体的で、撮ってきた写真をみんなで共有するためにSNSを使おうとか絞り込んで、具体例として勉強していけたらと思います。活用の仕方は本人で組み合わせていけるので。

(ミ)
メーリスの限界は見えていて、外に広がらないんですよ。それに加えて、自分から発信したり投げかけるアクティブなところができないので、自分からできたらもっとパワーアップできるかなと誘導しているところです。仕掛けとしては、ひとつはのろしリレーの公式ホームページを立ち上げたり、メーリングでも●●●でも写真の提供を呼びかけてやっています。SNSだと楽だよと呼びかけたところ、一応情報が集まっていきました。29日にイベントをすれば、皆さんからどっと情報が来ると思うので、そのときがチャンスだと感じています。一度経験していただくと次からできます。

(む)
SNSにしても、のろしを上げることが目的なので、その先はどうするのが目的なんでしょうか?
●●●ねっとにしても、SNSがどういう人たちがどういう思いでやっているのか、SNSをつなぐ●●●ねっとなのか、私たちが思っているようなSNSとネットを組めるのか、mixiなどとネットを組んでも何がでてくるのかということですね。その先に何を持ってくるのかが見えてこないとネットに加わってもらえないようになってくるんじゃないかと思います。

(ミ)
 大きな目標・目的は上田を元気にしていく、みんなが自立した社会にしていくということだと思います

(む)
 ネットを組んだときにどんなメリットがあるのかと思うんですよ。

(ミ)
 地域づくりなどでリーダーになるような方が相応に集まっているということはありますね。お互いに異質が方々が出会うと何かが生まれると思うんです。ただそうなるためには人が集まらなきゃならない。お膳立てとしては、そういう方々がそこに参加して、そういう状態を作っていくということが必要だと思います。●●●ねっとはそういう形ですね。

(な)
 コミュニケーション、繋がりなどの言葉は非常に抽象的だと思いますね。うまくいっている人やうまくいっていないとこもある。そういう地域にSNSができたところでその方々は活用するでしょうか。つながり方の選択肢の一つであるとは思いますが、今のような情報のシステムの中で、現実をどう説明できるかが難しいと思います。
例えば地域とは何だという説明がないんですよ。mixiが本部がおいている地域と私たちが置いている地域は全く違うし、地域を扱うならば地域を分析しなければならない。その議論をしなかったところが私の反省点です。そういうアプローチがないと、情報システムが何かをすることについて大変悲観的です。

(う)
 何かをするという目的がないと、従来型のSNSは続かないと思うんです。いっそ誰でも参加できるSNSの方が集まるかもしれない。

(む)
 自分たちはこういうことをやっていて、こういうSNSで情報交換したいんだという部分が狙えるから、SNSを入れようと思ったんです。でもうまくいかない。掲示板やmixiについて分からない初心者でも、地域にSNSがあってそれについて知ってもらって使えるようなものでないと、地域SNSはのびていかないと思う。それならばもっとオープンにやった方がいいと思う。

(モ)
 マイフレンドが必要だということへの説明も必要だと思う。

(む)
 前々からプロフィールで顔出してやっていれば問題はないんですよ。それをあやふやにやっているから、閉鎖型になってしまうんです。地域SNSでは顔見て誰かと分かる。コミュニティを部屋で分けちゃっているからいけないんです。

(な)
 間仕切りを作る必要がないんです。その仕組みそのものが悪い。私たちの目的とは違うんです。実際に顔をあわせている世界でどのように役立たせるか、大手SNSと地域SNSは違うんです。

(げ)
 例えば妊娠された方のコミュニティとか、週に一回会ってみて安心できるとか、地域の人が活動を始めたという事例もmixiで聞いています。確かに自分だけの世界という人もいるかもしれませんが、いままで話せなかったことを日記で書けたり、コミュニティに参加して、参加者と実際に会って親密になったということも聞いたこともあります。その人の使い方だと思いますね。

(モ)
 日記にも人に読まれるための日記と、自分の日記があると思うんです。公の場で出すのがいいのか分からないものも書ける。そういう日記を期待しながら、実社会を考えるとそういう場面があると思うんです。そういうあいまいな部分を残すことによって自分を表しやすくなるんじゃないかと。人の日記を見たり、答えたりすることも人の繋がりではあるとおもうんです。

(む)
 不特定多数の世界の中ではそうなるかもしれない。でも本当に地域SNSといったら、ほとんど誰だがわかる。そういう社会なんです。果たしてそういう社会でmixiと同じ形にすればいいかというと、そうではない。目的をもって使っている人たちの地域SNSにならないといけないと思う。

(P)
 上田で全部分かるとはどういうことでしょうか?16万人で顔がみんな分かるでしょうか?
友達の友達を合わせて、それをもっと身近にする機能があるんですよ。

(う)
 本人がよほどプロフィールを書かない限り分からないと思います。

(む)
 本名で書かないといけないというのが私たちの考えです。私たちのような小さな組織で使おうとしたら、匿名にすると会話が成り立たないと思うんです。

(モ)
 それは世代間での考えの違いがあると思います。なので世代間の交流ができる余裕というかクッションが必要だと思います。 一歩踏み出すときは簡単なプロフィールでもいいと思うのですが。

(む)
 あくまで先行しているSNSが正しいと思っちゃいけないと思うんです。

(c)
 上田でやる必然性をどうしたらいいのか、オラーノは匿名をやめてオープンにしていこうということでしょう。

(ミ)
 むらおささんの考えかたは非常に鮮明で大事なことだと思っています。上田市16万人のSNSも広げようという気もなくて、参加者の思い、願望にそってメディアが使われるという支援ができればと思っています。

(う)
 コミュニティをジャンルわけするのがいいと思います。今の●●●ってほとんどmixiの踏襲だと思うので、コミュニティをジャンルわけしたり、参加者の意志をグループ分けしたものがあると思います。

(む)
 日記はなくしても、個人の書き込みの履歴は見れる。書いたものについてジャンルわけできればいいと思う。

(ミ)
 主体的にやる方が社会の中で非常に少ない。ネットメディアで自ら情報発信したいという願望の方は何人もいて、自分がやろうということに気付かない人がいるんですよ。そのひとつの例が、新庄のミニFM局です。色んなコンテンツを作ったり番組を作るのを非常に楽しんでいるんです。だからコンテンツもグレードアップしている。何が大事かというと、主体的に取り組もうという人を後押しするものが必要なんだと思います。

(む)
 私が言ったのも、活動している人についてなんです。

(う)
 不特定多数を巻き込みたいということは?

(む)
 もちろん素人の人も入ってもらって情報交換できるような仕組みにしないとだめだと思います。

(ミ)
 地域文化の伝承の補完的なもの、色んな方々の知恵、知識があると思うんですが、日記なりでそういうものがでてくると価値あるものになると思います。これを地域全体で蓄積して残していってもらおうということを想定しています。アーカイブ、記録になっていくものを共有しませんかということがなげかけなんです。それには相応のシステムを開発をする必要がある。エンジンで使えるところは使う。アーカイブとジョイントしてより強力なものにしていきたいと考えているんですね。

(む)
 日記に書いたものをアーカイブのジャンルに入れることができたらいい。日記を見なくてもそういうところを見れば分かるという風になっていけばいい。

(モ)
 ●●●ねっとも後見人の話をしているじゃないですか。そういうフォローする仕組みが機能していないですね。

(げ)
 単純に思うんですが、日記やコミュニティについての初歩的な説明がいると思う。

(う)
 情報交換をして共有するのと、その中でこれだけをしたいというグループがごっちゃになっていますね。そこを区別した方がいいと思う。情報交換と、仲間を作って活動するのは別のことだと思うんです。

(ミ)
 信州せいしゅん村のような共同体の方々がいくつも参加している、束ねたものになっている。

(な)
 地域のシステムに合わせて作ればいいと思うんです。

(ミ)
 横断的なSNSと単一的なSNSは運用の仕方が変わってきて、例えば●●●ねっとに相互独立でオラーノが乗るということもできるんです。SNSを使う目的は、さらに外側とつながるということがあります。

(う)
 従来のコミュ二ティという形態の限界ですね。

(c)
 用途が違うので、それはそれでいいと思います。

(う)
 ●●●ねっとも同じシステムなので、その意見ももっともだと思うんです。例えば色んなコミュニティがあって、何か情報が欲しいというとき、そのカテゴリの情報が自動的に流れてくるという仕組みがあるといいと思うんです。

(P)
 どこまで見たいかということは違いがありますよね。それが今は三つくらいの段階であります。●●●では日記もコミュニティも一緒に検索できない。

(Y)
 ○△大学にはNPOなどがありますが、そのネットワークはあるんですか?それだけシステムがあってなぜできないんでしょう?

(ミ)
 それが地域SNSの意味なんです。皆さんで情報を発信して共有しようというのが地域SNSの意味なんです。

(Y)
 例えば上田市にしても、NPOにしてもリンクを張っていない。何だこれはと。なければここで作ろうということを今日話したくて来ました。

(ミ)
 △○さんの言ったことがのろしリレーの背景にある問題ですね。その問題ははっきりしていて、使えない・使わないことがあるんです。ですからこのチャンスこそいかさなければならないと考えています。

(う)
 今の●●●ねっとのシステムだと分かりにくいですね。例えば電話帳みたいに検索できれば分かりやすいと思います。

(Y)
 NPOって代表者の顔出しているところと、出していないところがありますね。

(ミ)
 前、山形にいたときに、NPO推進をやっていたんですが、活動報告ができない、会計ができないというのが実態なんです。その課題は大きくて、自立できないんです。仕掛けをちゃんと考えなきゃいけないですね。

(c)
 上田市の答申案が出て、情報案が出て、地域SNSの連携も入っているんです。副市長が情報の責任者ということで位置づけられた中で、情報が横断できるといいと思います。最初の段階で地域SNSの連携が出ているということで、その必要性、必然性を考えられればと思います。

(ミ)
 これからの支援のありようとしては、ネットワークを介して支援していくということで進んでいくんだと思います。その面でSNSが選択肢としてあるということですね。
 では今後については月一回でやっていくということで、例えば今後定例化して、月末の最終の金曜日にするという案がある思うんですが。そうすると6月1日があるんですが、いかがでしょう。

この会議は上田地域を変えていくひとつの発信源になればいいと思っています。

以上です。