思い出の里体験


せけんばなし


秋が来ています

早いものですね。もう秋の気配になってきました。

田圃の稲がこうべを垂れ始めました。今年は暑さが厳しく過ごすのが大変でした。又 雨が45日も降らずに 夜露だけが葉に対しての水分補給でしたから お米はどういうふうになりますかね。


ソバの花が満開です。減反政策で作付けが増え 景観には本当に寄与していますが 収穫期になると 不心得者がいてこれを刈らずに唯放置してしまう人が居ます。困りますね。


ススキの穂が出て綺麗です。今はこの茅を活用しようと刈る人が少なくなり 畦や山に刈りっぱなしで放置されて居るのはよい方で 刈らずにそのままの所が多いです。何か利用法は無いですかね。


山椒

山椒の実が干してありました。今が収穫時ですが 葉の部分は春の葉が柔らかいうちに摘み取り 葉を摺り潰して 冷や奴などに載せて食べますが この実の方は この実の部分では無く それを包んでいる皮の部分を使います、お間違いの無いように。これは粉末にして取っておいて使うたびに取り出し 山椒味噌や山椒風味に仕立てて 田楽や和え物で頂きます、でも使いすぎると匂いがきつくなりますから御注意。




海野宿改修工事が進む

東部町に有る北国街道の宿場が置かれた 海野宿の改修工事が進んで来ています。伝統的建造物保存地区改修工事と云って 文化庁の助成を受けた町並み保存事業で 毎年6・7軒の工事が行われ 江戸期、明治期の建物に手が入り 今は往時を偲ばせる雰囲気は 十分すぎる位に漂っています。 総2階建ての屋根瓦を剥いで 古い瓦のまま ふき直しをしているので見た目にも優しく 外壁の漆喰壁と木部が調和して その美しさに年間20万人もの人々が訪れて居ます。 この集落は『海野宿保存会』を結成して「売らず・貸さず・壊さず」をスローガンに活動をしていて 地域活性化に取り組んでいます。




河川公園

夏の暑さが何処かに行ってしまった様な気がしますね。でも この河川公園はそのまま夏の暑さが続いている錯覚に捕らわれてしまいます。夏は余りにも賑わい過ぎて 私は行く気がしないのですが 今は落ち着いてきていて 大丈夫。でも 日系外国人と言われるブラジル生まれの人を始め海外生まれの人達で相変わらず賑わって居るからです。音量を大きくして、それに負けないぐらい大きな声で会話を楽しみ なお屋外でテーブルを使う食事に慣れ親しんで居るようなので 絵に成る光景がそこには有ります。皆とても人なつこく 気軽に声を掛け合えますので 一度来てみたらいかがですか。








緑米

コシヒカリの穂に実が入りだし傾き出しましたが 漸く緑米が出穂(しゅっすい)が始まりました。晩生だから遅いのは覚悟はしているのですが それにしても遅いです。でも穂の色がビロード色のとても綺麗な色で 通り掛かりの人も車を止めてでも見ていきます。
中にはカメラを取り出し写していく人も居る程です。良くしたもので 更にこれは何ですかと聞きに来る人も居ますので その時はこう云います。これは緑米と云って古代米です。お餅にすると直ぐ堅く成らないで3日ほど柔らかい状態が続き、あんころ餅のような物に使うといつまでも食べられて美味しいですよ。




桑の実ジャム

ジャガイモ畑の脇に桑の木が有り 桑の実(『めぞ』と呼んでいた)が たわわに
実っていました。
昔 私達が子供の頃 学校を終えて帰って来て家の仕事が無い時は 裏の山のその裏に畑地が広がっている所にわざわざ出かけていき このめぞを食べたものでした。畑の土手には桑の大きな木が何本も有り 大きな実が沢山成りこの季節に成るとその桑の実を子供達はよその地区になる所にわざわざ食べに出かけたものでした。先客が採った後には食べられるような色の物は無いのですが 有った時は 小躍りして木に登りむさぼりついたものでした。そして 桑の実の色が付いて唇は紫色になり手の指も紫色になり それが落ちずに家に帰ると高い木に登り 遊んで食べてきたことが判り 怒られるので 証拠を残さないように消すのに困ったものでした。懐かしく口に挟んでみましたが 昔よりは大分甘みが少なく感じられ これがあの味だったのかなと首を傾げてしまいました。(怖いですね、甘み)




小豆の芽が出ました

山付きの畑に蒔いた小豆の芽が出てきました。黒小豆、緑小豆、赤小豆です。蒔くのが少し遅く成ってしまっていたのですが 芽は出ましたが収穫がどうか心配です。小豆も早生の夏小豆と晩生の秋小豆が有り この小豆はいずれも秋小豆ですから遅くに蒔いたのですが 仕事が間に合わず少しどころか 遅すぎたのかもしれません。霜が降りるとそこからは育ちませんから実が入るかが心配なんです。うまく採れますように




アジサイ綺麗です

アジサイが咲き始めたのが判りません出した。でも気が付けばそこに大きな存在を示しています。しかも控えめの色で魅了するのですからたまりませんね。各地でその花畑を作ろうとしていますね。
塩田平の鎌倉時代の館跡の『塩田城址』には やはり地元の皆さんが沢山植えて手入れをしていて 訪れても昔を偲びながら見回れるのでとても雰囲気が良く こんな感覚の持ち主にはピッタリの良い所です。