せいしゅん日記 過去の記録 〜2005年 1月〜
 2005/01/31
−6.5℃、ウー寒い。8時30分から10時まで税理士さんが見える。経理事務処理が一段落。
信州・桃源郷街道の 「称号作って送って下さい」関係の 書類を作り、メールを出す。

夜7時から区の常会が開かれる。お宮の鳥居の立て替えをしなければいけないように なってしまったので、その費用の算段をどうするかと議論。全戸に説明と趣意書を配る事になった。

農から見た日本、ある農民作家の遺書。全国農業新聞から・・・・・・・とうとう遺書を書いた、これを書かなければ死んでも死にきれぬ! 何を言いたかったのか? 一言で言えば、「農を捨てて国が成り立つのか!」だ。この50年はまさに「棄農」の時代だった。別の言い方をすればカネもうけのために「命」を捨ててきたのだ。そのツケが、今あらゆる局面で顕在化している。
いったい、これからどこへ向かうのか見当もつかない。30年後の村はどうなるのか。・・・・・
雑誌の編集をしている友人は、「これは本当の2千年分の遺書です。 稲作文化の上に花開いた日本の繁栄は、その根っこを捨てることで結局破滅ですね」と感想を書いてきた。

区の常会。お宮の大きな鳥居の立て替えを巡って議論


 2005/01/30
−1℃。寒いですねと云いたいところですが 穏やかな日が続きます。どうなっているのかな。
今日も3回、寒ざらし蕎麦の手を入れる。連日の好天で乾燥が進んで、今年は早く仕上がる?
午後1時過ぎ桃源郷街道の「心の交流」の件で 大高木さんと長門町の小金沢さんが見える。
「心の交流」が出来る人だけをピックアップし、その人の呼び方を考えて、発信したいのです。

農業新聞から・・・・・・
1991年からの10年間で 野菜果物の支出は25%前後落ち込んでいる。消費者が野菜などに使うお金を減らしていることや 農産物の価格競争が根っこにもある。 
野菜や果物で支出が落ち込んでいれば、小売り価格を下げて、買いやすい値頃な価格に設定する。 商売相手である他店舗を睨めながら付けるため、競争が競争を呼んで売価が下がる。
こんな馬鹿げた消耗戦をいつまで続けるのか。今スーパーではこの悪循環を繰り返している。
企業は「儲けが下がる」で済むが、農産物を生産する農家は そうはいかない。 農業を続けるか、それとも止めるかの、瀬戸際まで追い込まれてしまう。

抽選で当たった山口県の『やまいもまつり』さんの「ジネンジョ」


 2005/01/29
−6℃。10時過ぎ、小諸の大西製粉と連絡を取り、『寒ざらし蕎麦』終了分を届ける。
丸子の真壁さんも行ってみたいと云うことで同行。大きな施設で 考え方に驚いていた。
午後は 余里地区で最終分を取り出し、乾燥場へ持ち帰る。 その後、武石村内の余里地区の保代(ぼだい)集落へは足を踏み入れた事がないと云われ、案内をする。
次男弘明誕生日。ばあちゃんが幼児の頃の写真を持ち出してきて『この頃は可愛かった』。
明日からはこの冬一番の寒波が来ると予報しているが 今夜10時は雨が降っている!?

玄蕎麦を製粉する前に『磨く』。黒いダイヤと見間違えそう!

製粉工場内を初めて見せて頂き、気遣いにも驚いた真壁さん

寒ざらし3回目の袋の取り出し。水が透き通って とても綺麗に


 2005/01/28
−7℃。余里の施設が今日も凍る。 昨日、桃源郷街道の書類出来上がり、送付したら 
反響がドンドンと入ってくる。皆さんの意気込みが伝わってきて嬉しくなってしまいますね。
天日干しの寒ざらしに手を入れ、少し持ってきて農協で計ったら乾燥が出来たので取り込む。
和田村の田中さんの所へ桃源郷街道の資料書類を届ける。
『ほっとステイ』の関東農政局の件を旅行業者に流したら、JTB横浜と日本旅行からпB
先方もとても喜んでいました。
私が住む「七ケ区」の合併懇談会が開かれ参加。行政側の作戦勝ちになるような気配。

水分計で計ってみると13.1%。丁度良い水分量になっていた

合併懇談会質問。やって行かれない村を何で取り込みたいですか


 2005/01/27
−9℃。今日は施設が凍った。手分けして『寒ざらし蕎麦』作業。北沢さんと大高木さんには余里の施設の氷の取り除き作業、私達は3回の手を入れを行う。サラサラしてきた。

桃源郷街道の資料作成要領と作成に当たってをメーリングリストで漸く流せた。オメデトウ。


以下のメールを頂く。(参加者を募ってます。連絡下さい)

はじめまして、NPO法人フォレスト工房もくりの余頃(よころ)と申します。
桃源郷街道推進会議のメーリングリストに加えて頂けると言うことで初めてメールさせて頂きます。
私どもは真田町に事務所を置き、環境教育や森林整備など、森林・環境保全に取り組んでいます。
いろいろと情報交換させていただければと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。

事務局長  余頃 友康(ヨコロ トモヤス)
*********************************
森林(もり)を育てる 森林を感じる
NPO法人 フォレスト工房 もくり

〒386-2203 
長野県小県郡真田町大字傍陽9022-2
Tel0268-61-5488 Fax0268-61-5489
E-mail mokuri@e-mail.ne.jp
URL  http://mokuri.cool.ne.jp/
*********************************

甘いお汁粉には『野沢菜漬け』が良く合います。 絶品、試して!


 2005/01/26
−1℃ 。桃源郷街道の書類を引き続き作成。 午後、上田市の知人の奥さんのお見舞いに行く。 余所で一向に良くならないので、午後臼田町の佐久総合病院へ診察に行ったらその場で手術しなければと云われ即手術。手遅れにならずに 良かったが大変だったそうです。
結果が出て 良性の腫瘍だったとの事。良かったですね。それにしても怖い話です。
帰りに 丸子の真壁さんの『寒ざらし蕎麦』の乾燥具合を見に寄る。まだ湿気っていて、武石村の状況を確認。農協に持ち込み計って貰ったら まだ26%もある見る。矢張り、まだ先です。


『ほっとステイ』関連で 以下のメールを頂きました。

農林水産省の 出前授業の件ではお世話になりました。
早速、連絡があり、21日に学校まで来て下さいました。
事前学習・当日・事後学習を通して 「農業についての疑問点・矛盾点・楽しさ」を自分なりに 解決できるようにさせたい。
そのための導入となる授業の一つとして 考えていることを説明しました。
「話を持ち帰り、学校の期待に応えられるか検討して返事をします。」と帰られました。

今日(26日)担当の鈴木さんから 授業をやって下さる旨、連絡がありました。鈴木さん自身もキャベツを作っておられるそうで、その苦労談や昨年の天候による被害なども交えて話をして下さるそうです。 と同時に、農業の楽しさも語っていただくつもりです。
楽しみです。
その他にも生徒に知らせて 考えさせられればと思っていますので、せいしゅん村バージョンの VTRや資料などありましたらお願いします。
28日から 農業実践大学校での体験に関する事前学習が始まります。
徐々に自然教室に気持ちが 向いていくようにしたいと思っています。

遅くなりましたが、明日正式な申込書を郵送します。
宜しくお願いします。

横浜市 荏田南中学校 I・K

帰り道が一番楽しいんだね。 大きな声で話しながらの小学生


 2005/01/25
ドンピシャリ0℃、温かいですね。 天日干ししている蕎麦に今日も3回手を入れる。
午後3時30分、松原さん宅へ行く。『ほっとステイ』の地元子どもの受け入れについて打ち合わせ。4時30分過ぎ、そこへ『ともしび博物館』館長が来て、館の運営について入場者数が激減しているので 対応策がないかと問い掛けされて、一つ提案、話し合う。
松原さんの方から 桃源郷街道の件も協力してくれる人に声を掛けてみますよと返事。

周りは雪、一日3回は寒ざらし蕎麦の手入れ(掻き混ぜ)を行う


 2005/01/24
−10.4℃、寒いです。昨日遅くまで 事務所にいたために、朝窓を開けようとしたら凍っていて開かない。 そして予想通り余里の寒ざらし施設も 凍ってしまったので解氷しなければならないし、桃源郷街道の書類も作らないと こちらも間に合わないので やらないといけない。
そして天日干ししている蕎麦に3回手を入れる。 多忙を極める? 好きでやっています。
一日中、空き時間を使って 桃源郷街道の書類作り。

久し振りに窓が氷ついて窓が開かない。手前の水前寺菜も寒そうだった


 2005/01/23
−8℃、このところ寒いですね。日曜日、11時に〔むらびと・掘〕さんが 今日行われる山岳会の新年会で 蕎麦を食べたいのでと 蕎麦工房に蕎麦打ちに出掛けてきた。 丁度、昨日届いた大豆粉を使い、蕎麦打ち試行してみる。 急遽メンバーに声を掛けて6人で試食会にする。大豆臭が有って食べづらい、喉こしは良いねと云いながら 3種類を食べる。
3時20分東大の汐見先生とお会いし 丸子町文化会館へ行く。4時から『ほっとステイ』の事をお話しし、協力を頂ける返事を頂く。全国組織になってやっていかなければと言っていた。

ビニールハウスが雪で潰れてはいけないので準備。練炭火鉢を用意

昨日の寒ざらし蕎麦を取り出しての記念撮影。大人7人+堀家坊ちゃん


 2005/01/22
−9.5℃、寒い。10時から『寒ざらし蕎麦』の水切り棚作り。袋の儘取り敢えず干しておく棚です。午後、余里のタンクに行き、『寒ざらし蕎麦』の実をタンクから引き上げ。下の地区に降ろして天日干し。丸子の真壁さんがビニールハウスにビニールを掛け、蕎麦を天日干しできる様にしたので 引き上げた蕎麦袋を持ってきてくれとрェ入り、2袋届ける。有り難うございます。東京の黒木さんからサンプルの大豆粉が届く。 豆乳を作って 蕎麦を打ってみます。

午前中、取り出してくる『寒ざらし蕎麦』の実を 天日干しする架台作り

22.5sの玄蕎麦が水に晒す地と39sになる。足場が滑りそうで怖い


 2005/01/21
−5.8℃。昼に『寒ざらし蕎麦』に手を入れる。乾燥が進んでいるようなので 玄蕎麦を持ち帰り、農協へ持ち込んで 水分計で計ってみて貰ったら もう13.5%になっていた。
適正水分量なので 慌てて皆に連絡を取り、取り込む。近日中に製粉屋さんへ持参。
『10割蕎麦』の試食用を打ち上げ、東京へ送る。半製品の生そばで販売出来るかな?
東京の製粉屋さんと大豆の微粉末の事で話し合う。村で大豆を沢山栽培、利用法を。

乾燥が仕上がり、『寒ざらし蕎麦』の第一陣が 取り込まれる


 2005/01/20
朝 雪が積もっている中、白樺湖亀屋ホテルさんへ伺い、JTB八王子支店さんと話す。
『ほっとステイ』も認知され出すと 凄い勢いで広まっていくようです、嬉しいことですね。
午後は上田市へ各種の支払いに歩く。4時過ぎ、岡谷の友人宅へ行く、帰宅は8時。
『ほっとステイ』の件で下記のメールを 関東農政局 上田情報センターへ出す。

関東農政局 上田情報センター H 様

『ほっとステイ』での 出前授業 のお願い

いつもお世話になります。

先日相談に伺った件の、 私達、信州せいしゅん村が行っている『ほっとステイ』での 訪問校様からの「在京での事前学習の取り組みについて」ですが 先方のI先生と連絡が取れまして、打ち合わせの通り『出前授業』で食育教育についての 講座を開いてほしいとの 御返事を頂きましたので下記に連絡取って頂きたく お願い申し上げます。
 ただ、『出前授業』でお話を頂く内容を良く伺って、最終的に判断し、お願いしたいと申していましたので、そこの所を 在京の情報センター様にお伝えして頂き、学校の池田先生とも連絡を取りあって頂き、話を進めて下さるようお願い致します。

     ご面倒をお掛けしますが 今後とも宜しくお願い致します。  

                              小林一郎





1.訪問日及び学校名、連絡先

6月16日 横浜市荏田南中学校 夕食まで 20時ピックアップ

     045−942−0960 I先生

6月17日 横浜市荏田南中学校 14時ピックアップ

2.企画書抜粋

企画書には以下のように 記載してあります。このような視点で捉えて農村・農業を学んで欲しいと依頼していますので『出前授業』の参考にして下さい。


余里地区で路傍にたたずむ自然石の神様、至る所に祭られている


 2005/01/19
−5℃。横浜市荏田南中学校の池田先生と 『ほっとステイ』体験での学習法の打ち合わせをする。私達が『ほっとステイ』事業を行う上で提案している事に 真剣に取り組んで頂ける姿勢が大きく感じられる。是非その学習に取り組んで下さい、宜しくお願いします。
関東農政局がそれらの関連で 『出前事業』として取り組んでいるので 先日伺い、地域を越えた取り組みとしてやっていきますと返事が来ましたので 学ぶ機会にしたらどうでしょうかと提案。打ち合わせをして見て頂ける事になる。 
午前中、桃源郷街道書類作り。早お昼を済ませ、乾燥中の『寒ざらし蕎麦』の手を入れ
(かき混ぜる作業)に行く。その後、清旬野菜の販売代金、蕎麦代金を配り歩く。
福祉企業センターへ『獣害解決柵』の製造代金の支払い。 今、福祉企業センターを新しい場所に立て替えています。新規の取引を提案、お互いに検討を重ねる事にする。

夜、光りを当てると 新雪がキラキラと輝いていて とても綺麗


 2005/01/18
−7℃。早お昼を済ませ、天日乾燥中の『寒ざらし蕎麦』の手を入れに(かき混ぜる作業)行く。その後、午前中からやっていた 桃源郷街道書類作り。 ふるさと案内人の取り組みの質問状検討。 『清旬野菜』の引き合いが東京から入って 大至急見積もりを求められ、宅配便業者と連絡を取り、打ち合わせを行い 書類を作ってFAXで送る。

『寒ざらし蕎麦』のサイドの有孔ポリを 落石防止ネットに張り替える


 2005/01/17
−3℃。丸子町へ出掛け水道の凍結修理の立ち会いと具合が悪くなった人のお見舞い。
帰宅後、早お昼を済ませ、乾燥中の『寒ざらし蕎麦』の手を入れ(かき混ぜる作業)に行く。
終了後、大高木さんと関東農政局の上田情報センターへ出す食育教育の書類作成の打ち合わせ。農村在住者からの 当たり前の情報発信を提案しようと細部検討進める。
静岡県東部農林事務所 森林整備課 澤野さんから 先週の金曜日に『獣害解決柵』の新しい設置方法を作り上げました、とメールを頂いてあった件で連絡を取る。
シイタケ栽培を行っている中で、鹿の被害がひどく、その解消を狙って私達の『獣害解決柵』を使い、技術開発し、栽培農家にその情報を発信したいとの内容でした。

『素晴らしい研究をし、成果を出して頂き、有り難うございました。でも誠に申し訳ないのですが、昨年末で製造販売を中止したのです。
当初の目的であった 「野生獣の被害に遭って困っている人が 手近にある資材を使い、安く電気柵を設置出来たら」と 取り組んで来たのですが、開発販売を開始した当時、高価であった電気柵メーカーが 対抗して?安い機種を売り出してくれ、農家も助かりだしたし、各地の行政から招かれ商品説明会へ伺う事も 「信州せいしゅん村」活動の他の活動も忙しくなってしまい、これ以上出掛けて行くことが困難な状態になってしまった
ので 販売を止めたのです。
ですから 施工法はその通りで結構ですが 私達の製品を購入先と紹介しないで下さい。
他メーカーをお教えしますので そちらと相談して下さい』と 購入先記載をお断りしました。

繭玉を飾る風習も やらなくなってきている家庭も有るそうです


 2005/01/16
0℃はいいが積雪25p、大雪だった。除雪車が昨夜11時過ぎと 今朝も来てくれたので道路はいいが、脇に積み上げられ雪や庭や仕事場の雪片づけ。
終わったと思ったら、弟から『雪でブドウ棚が潰れた。みんなで来ないと一人では出来ない』と電話が入り 出掛けていく。
取り敢えず雪を取り除く作業を行う。棚の直しは春になってからやらないと駄目です。
お陰様で 右手の掌にまめが2カ所、左手に1カ所出来、体のあちこちが筋肉痛。

雪でブドウ棚が潰れてしまった。予想をしていなかったので防ぎようがない


 2005/01/15
今日、午後から予定していた 『寒ざらし蕎麦』の一部取り出しを、午後から大雪が降るとの予報が出ていたので朝から行う。 
12袋を取り出し、乾燥場に持っていき、網を敷く場所を整えて、展開、12時に終了。 
晒す期間の違いで どう違うかを確認する為です。
午後は 『信州・桃源郷街道』の書類作り。 その間も 予報通り、雪が降り続く。
夜10時、雪でビニールハウスが潰れてはいけないので 雪を落としに出掛ける。11時帰宅。

無病息災を祈って『どんど焼き』。煙に当たると風邪を引かない

取り出した『寒ざらし玄蕎麦』を 一輪車で2人がかりで運ぶ


 2005/01/14
−6.8℃。寒ざらしは少し氷が張ったが無事機能していると 余里の北沢さんから連絡。
寒ざらしの風景が 昨夜、放映されたので朝丸子の真壁さんへ電話。『昨日の有線テレビ見ましたか』、『めぐさいしっこうでやだくって(見苦しい格好で嫌になる)』。そんなことなかったですよ。年取れば誰でも同じです。
8時30分に家を出て、関東農政局上田統計センターへ出掛ける。
私達の『ホッとステイ』にみえる学校から 『農村の現状と課題での適切なテキストみたいものはないですか』との問い掛けに応えようと相談に。関東農政局でも初めての事例だが 地域を越えて、食育教育を『出前授業』として取り組んで頂けるとの返事。さらに武石バージョンを作成して頂ける!!。  私達がこのように作ってほしいと資料を作成して これに則って制作をして頂けるようです。11時45分、お暇する。
東京の練馬区に住んでいる姪が武石にスキーに来た。練馬林間学校の授業で来ました。
スキー場まで足を運び、行き会ってくる。指導員は顔見知りの方々だらけだった。宜しく。

関東農政局・上田統計センターで説明を受けながら相談

練馬区在住の姪がスキーに。学校行事で来れて大喜びだった

今年の『おたや祭り』の屋台には 外国籍の方の顔も見える


 2005/01/13
−11℃、寒い。余里の北沢さんから 寒ざらし施設の水路が 凍ったと連絡が入る。
午前中は上田市へ行き、不動産の相続登記と農地転用申請の手続きを依頼してくる。
12時30分から寒ざらしの氷の取り除き作業に出掛けていき、40分ぐらいで終わる。
タンクの周囲をしっかり断熱した効果が現れていて、パイプ部分が凍らず、大助かりです。
3時、立科町の蓼科ビーナス農場へ『信州・桃源郷街道』の件で 大高木、小金沢さんと話し合いに出掛けていく。竹花さん、吉澤さんと 2/9日に行われる講演会について、佐久地方の街道の調査、観郷ナビの手順について話し合う。進んで行きますよ。
夜中央公民館で『子育て支援推進委員会』の会合。民間と行政側の思惑が違い、議論の繰り返し。話を提案すれば決まったとして行政側は準備をしてしまう。これでは名ばかりで 協議もあったものではない。
1/23日に『ホッとステイ』の活用で東大の塩見先生と行き会うことになる。

氷取り除き作業は 張り付いている氷が融ける午後からが一番

立科町でも積極的に『信州・桃源郷街道』の取り組みが始まった

子育て支援推進会議。相変わらず住民とのすれ違いが出てくる


 2005/01/12
−3℃、寒ざらし蕎麦は大丈夫。雪が降った。午前中は桃源郷街道の書類整備。 
昼前に白樺湖に出掛け、千葉市の草野中学校から下見に見えた先生を お迎えし、武石村へお連れする。天気が悪くなりそうなので 先に村の中の体験場所を案内し、中央公民館に戻って 書類説明をする。 修学旅行で『ほっとステイ』にお出で頂くので、先生方も 熱心に質問されていたのが印象的。雪道を次の訪問地で宿泊先でもある車山高原ペンションへ送り届け、帰宅は6時40分。

千葉草野中学校から『ホッとステイ』での修学旅行の下見


 2005/01/11
−3℃。この温度では寒ざらし施設は凍らない。9時過ぎに大高木さんがやってきて、桃源郷街道の 打ち合わせをする。 
午後は1時30分過ぎ、姫木平の小金沢さんのペンション『ダーチャベリオスカ』へ出掛け、桃源郷街道の打ち合わせを行う。小金沢さんが長門町で計画している町興しの話も出て
きて 熱の籠もった話し合いがされた。帰りは5時を過ぎてしまった。
今日は私の54回目の誕生日。息子が高価な「ダッチオーブン」をプレゼントして呉れた。

諏訪湖では野鳥の会の方々が 野鳥の数を数えていた。ご苦労様


 2005/01/10
−11℃。朝早く、真壁さんが我が家に来て『寒ざらしの所を見てきたら凍っていたよ』と伝えて呉れたので、8時30分から復旧の氷の取り除き作業をしようと話し合って 用意をしようと別れる。
その後、余里の北沢さんから『凍ってしまった』と連絡が入る。真壁さんとの話を伝え、電話を切ったら再び余里の北沢さんから電話が入り、『あの場所は氷が融け始めるのがお昼位だから1時頃にしやしょ(やりましょう)』との事。去年のやって来た事を忘れてしまっていた。
情けないですね、でも私は 今日は新築祝いにおよばれ(宴席に招待される事)で 岡谷に出掛けていく用事が有ったので困った事になってしまった。仕方がないので他のメンバー5人で行ってもらう事にする。
新築祝いは9時過ぎ岡谷に出掛け、帰りは6時。遊んでいるのも疲れますね。

雪道に変わり、暫く行くと そこは「寒ざらしソバ施設」だった

全県版の新聞紙面に昨日の寒ざらし風景が掲載されていた


 2005/01/09
−5℃。寒ざらし施設が凍ったとは連絡がない。胸を撫で下ろす。 昨日の慰労会に来て頂けなかった余里の北沢さんに 蕎麦を打って届けながら施設を見る。順調に流れていた。
今日は班の新年会。9時30分バス停に集合、村営の岳の湯温泉「雲渓荘」へ 班の人
31人で出掛ける。班の家庭数は28軒ですので 結構出てくれた勘定ですよ。
井出牧場さんへ行き、村の教育の現状を何とかしようと 志しを語り合って新年会。

昨日の寒ざらし蕎麦の水は 凍らずに無事流れていた

班の新年会。新入班員が4軒、ロゼッタストーンの方言会話を披露

薪ストーブが赤々と燃え盛る井出牧場さん宅で7人で飲み会


 2005/01/08
今日は『寒ざらし蕎麦の仕込み作業』。 東京から日本テレビの吉田さんが取材に見える。
9時に掛川さんと大高木さんに集まって貰い、道具の用意をする。 そこへ増子さんが見え、時間前に雪を心配して早く着いた 日テレの吉田さんを武石公園に案内。10時にメンバーが中央公民館に集まり、施設のある余里地区に行く。
午前中タンクの保温工事と水路敷設工事を行う。 お昼は『よりや庄・耕心館』でお汁粉とスイトン汁。午後は玄蕎麦を持ち込み、網袋に移し、タンク内に降ろす。今年は 今回は1082s。注文を見ながら最終的に決めます。 タンクに通水後、水が貯まった3時30分までいて されから公民館に移動。 蕎麦打ちの映像を撮って貰い、慰労会を兼ねて『のうのうの会』の新年会。今回は8時にお開き、皆さんご苦労様でした。

タンクに茅を巻き、去年の轍を踏まない(内が凍って、袋が凍り付く)

寒ざらし蕎麦仕込み記念撮影。総勢12人で怪我もなく予定通りに

慰労会。せいしゅん人が集まれば 各自各論の議論が始まります


 2005/01/07
昨日の農業新聞に米国でハンバーガー・ピザ・フライドチキンのファストフード店での食事を15年間続けた人の調査、週1回未満と週2回以上食べた人を比べると体重の増加量が 平均4.5s多く、インスリン作用の悪さを示す抵抗性の上昇も約2倍だったと 米ミネソタ大学の研究チームが発表。肥満とインスリンの働きの低下は いずれも糖尿病の要因となる。
ファストフードの不健康さが裏付けられた。

同じく信濃毎日新聞に 岐路に立つ05年経済。飛躍への戦略と題して イトーヨーカ堂会長の鈴木敏文氏のインタビューが掲載されていた。終わりに故郷の長野県経済をどう見ているかとの質問に
「年に数回里帰りするが、どうも元気がない。長野新幹線の開通で首都圏と行き来しやすくなったのに、経済はむしろ沈滞している。新しいことにもっと挑戦してもらいたい。長野には自然、農作物など豊富な資源があるのだから、活用策を考えて欲しい」 と語っていた。

信州せいしゅん村活動も勇気づけられているようだ。

週2回以上食べ続けると糖尿病の危険、米国でファーストフード調査


 2005/01/06
9時過ぎ、余里地区の北沢修爾さん宅へ出掛けて行き、『寒ざらし蕎麦』の仕込み作業の段取りの確認を行う。施設に大きな異常はなく一安心。竹を10本程切ってきて 水路を補修しなければいけない位の事だった。
『新年だから一杯やらず(やりましょう)』と ビールを出してきて栓を抜いてくれたので 上がり込んでよばれる(ごちそうになる)。猟師をやっている北沢さん、猟の方は鹿やイノシシが結構穫れたよと話をしてくれ、昨日も鹿が穫れたそうです。農作物への被害が確実に減ってきていて、昨年も田圃の水稲被害は1ッ箇所だけだったとの事。でも蕎麦を山鳩に食われてしまい、収穫を諦めた家があるそうです。まだまだですね。
酔っぱらった訳ではないでしょうが 昔のことを詳しく話して貰った。利口になりました。昼帰宅。
午後、役場に行き 県の補助事業の事で融資対象となるかの確認を 村長、企画財政課長、産業振興課長と会い、行う胃、ドンドンと進めて行って欲しいと云われる。OKだよ。


先日1日に行われた成人式での 武石村の子供、二十歳を代表しての言葉、『答辞』を皆様にご披露させて頂きます。 若い人だってこのように考えて居る人達が いっぱいいる訳ですから 捨てたものでは有りません。 尚頼もしい限りですね。 
でも私達先人が裏切らない行動をドンドンと進めて行かなければならないのですよ。

成人を代表して依田さんが素晴らしい答辞を読んで呉れた。ブラボー!

気持ちよいほど、毛筆で巻紙に立派に。近年にない言葉、嬉しいね



        答辞

  清く輝く 美しの峰を
  いろどる青い空 白い雲

 新春の青空に、美しの稜線が白く輝き、懐かしい武石小学校の 校歌を思い出します。

本日は、村長様をはじめ、御来賓の皆様方の 御列席のもと、このように盛大な式典を挙行して頂き、誠にありがとうございました。
 また、先程は、心暖まる御祝いと、励ましのお言葉を頂き、感動し、胸がいっぱいになるとともに、身の引き締まる思いでございます。

 さて、二十一世紀に入って五年目を迎えた現在、私達は、集団より個人が尊重され、奔走な自己表現が 歓迎される世の中を、全く当たり前のように生きてきました。
これは、一九八〇年代に 新人類と呼ばれた世代が、それまでの社会の尺度を否定し、新たに浮かび上がらせた「自分主義」というものからくるのだと、ある新聞に書かれていました。

 しかし、私は、武石村に帰って来る度に、祖父が作ってくれた米や野菜、祖母が作ってくれた煮物やあんこを食べながら、私の生まれた頃の話、歩き始めた頃の話を聞き、同時に、
幼い頃の、学校の田んぼで、泥だらけになって田植えをした春や、校内を流れる川で 水遊びをし、昆虫採集に励んだ夏、美しい紅葉を楽しんだ収穫の秋、寒い中、外で元気に遊んだ冬の日を思い出し、このような豊かで素晴らしい環境で育まれ、自分一人きりでは決してない社会において、どう生きていくかを 自然に学ぶことができた事を、本当に有り難く思います。
 四季折々の行事や、昔からの農業に直に触れ、多くのことを体験してこれたことは、私達の何事にもかえられない財産です。

 既成の価値観が急速に崩れていく社会の中で、今こそ地域の皆様方や、先生方の御指導のもと、何のために頑張るのか、何のために働くのか、従来の価値観に代わる新しい理念はなんであるかを、世代を超えて、皆で議論すべきではないだろうかと思います。

 今、かつてないほどの混迷の時代におかれている私達ですが、自分らしく生きる道を探し、新しい時代へ、可能性への挑戦をしていきたいです。
 今後も、人生の先輩である皆様方には、折にふれ、まだまだ未熟な私達への 御指導、御鞭撻の程、宜しくお願いいたします。

 以上、二十歳の初心を申し上げ、答辞とさせて頂きます。
 
                      平成一七年一月一日

                                成人者 代表
                                     依田 芙美子

急遽、北沢宅で新年のおよばれ(ご馳走)。昔話に花が咲き、楽しかった


 2005/01/05
柔らかな一日。13時に日本テレビの方と 茅野市の寒天作りを取材した帰りの時間に寒ざらし蕎麦の取材方法と時間を打ち合わせる。せいしゅん菌をしっかり注入しました。

感染してくれるかな?。

以下のメールを関係者に送る。

寒ざらし蕎麦の件

今日、日本テレビの吉田さんとと打ち合わせを行い、以下の予定で作業を行います。
     当日、日本テレビさんは 朝から取材し、慰労会での蕎麦を食べる所まで取材。
     放送は1都6県に放映されるそうです。(放映日は未定)。
  
     尚、『ほっとステイ』と『信州・桃源郷街道』の活動も併せて披露し、この取材も
     ドキュメンタリー番組で取材したいですねと おっしゃって頂きました(乞うご期待)

この1月8日(土)に寒ざらし蕎麦の作業を行います。

  10:00 中央公民館集合
        余里のタンク設置場所に移動。
        水路設置作業とタンク保温工事
  12:00 よりや庄『耕心館』で お餅・お汁粉と野沢菜漬けで 昼食
  13:00 タンクに玄蕎麦搬入
        通水
  15;00 中央公民館へ移動
          10割蕎麦打ち実演
        慰労会
        のうのうの会 新年会
          夕食の蕎麦はあります。
          各自の飲み物とつまみは持参して下さい。
          会費は無料
  21:00 解散


白樺湖の亀屋ホテルさんをお借りし、日本テレビさんと打ち合わせ


 2005/01/04
昨夜は一晩中 ポタポタと雨垂れの音がした。朝はなんと気温7℃。これでは今年も異常気象かな。否これが本当の自然の姿でしょうね。同じ繰り返しが続くわけがない。
スマトラ沖地震では動物が察知して難を逃れたと報道されていた。自己防衛本能はまだ健在。人間社会がおかしいの!象が鎖を切って丘の上に逃げていった。象が人を乗せたまま、逃げたので上の人間も助かった。ウサギの死骸は一つも見かけない云々。
長野市の美術館に行こうと10時過ぎに出掛けていく。上田市のお客様の所へ顔出し、帰宅は4時30分。

02年オープンした水野美術館。日本の伝統を重視して収蔵している


 2005/01/03
今朝も−11.5℃。寒かったが日中は気温がドンドンと上がり暖かい一日。
真田町の菅平高原では−25.1℃と とてつもなく寒かったらしい。朝から箱根駅伝のテレビ観戦。例の如く郷土出身者を応援。中央大学の家高、駒沢大学の塩川等が大活躍を見せてくれた。 頑張っている姿は 誰でも応援したくなりませんか。(頼む)

農業新聞の1/1特集。なぜ高冷地の長野県が・・・、長寿県を診断

年末年始の忙しさで 疲れ果ててコタツで眠り込む三者、お疲れさん


 2005/01/02
寒い−11℃。急に来た寒さ、さあ困った。水を凍らせてしまった。一日中解氷機の操作を繰り返す羽目になってしまった。
今日は箱根駅伝。1区で佐久長聖高校出身で 中央大学の上野が走ったが途中から脱落、残念ですが健康に障害がなければ良いですね。同じく1区で駒沢大学の太田も不調、残念。観ている最中、堀さんが蕎麦打ちに見える。昨年と1昨年のそば粉の違いを話してくれたが。観戦後、初詣に上田市塩田の生島足島神社に行く。人出が少なく、拍子抜け。気をよくして帰りに 昨年オープンしたイオンのジャスコ上田店に寄って見る。
大きすぎて これで良いのが実感。

区の役員新年会。初めて行っても顔見知りの方々ばかり。話が弾む

初詣は、日本の中央。池の中の島にある、お社の中にある土が神様です


 2005/01/01
あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

信州せいしゅん村の会員で『せいしゅん菌発病者』と称する名刺保持者の方、及び
『せいしゅん菌感染者』としての 
    信州せいしゅん村活動支援者、
    この『せいしゅん日記』読者、
    清旬野菜栽培者・購入者、
    10割蕎麦道場受講者、
    『ほっとステイ』訪問者&関係者、
    『信州・桃源郷街道』の方々に 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

今年は『酉年』。 鶏は新しい時の始まりを告げる神の使いとされる と云われて居ます。
さてどんな年になりますかね。『信州せいしゅん村』は 新しい農村の在り方を求め、提案して行こうと活動・発信してきて居ますが そんな干支にあやかり、ドシドシと新しい「時」を告げるべく 邁進して行きますので 今年もご指導ご鞭撻をお願いいたします。

さて、私の住んでいる武石村は 市町村合併が求められる中、二つの法定協議会に参加しています。 『武石村』が出来たのが明治22年、西暦1888年。それから数えて117年目の今年は 存続するか否かの大事な節目の年です。さぁ どうなることでしょう。
因みに私は自立が一番良いと思っては居ますが。(詳しく書かないといけないので省略)


昨日からの雪は結局20pぐらい降ったかな。
新年祝賀式が例年の如く10時から行われる。11時からは成人式が行われ、式典終了後祝賀会が行われ、12時15分「中締め」の万歳が終わったところで退散。今年の新成人を代表しての 依田さんの答辞が素晴らしかった。村長に後で答辞を見せて下さいと話をしたら、コピーを取って渡すように指示を出してくれた。後で報告します。
11時から開かれていた区の役員新年会に大幅遅刻で12時20分に出席。話したい事が有ると前区長から話しかけられる。前向きな話でしっかりと承る。やりますからね。
2時過ぎ息子夫婦が平塚に向けて帰っていった。

あけましておめでとうございます。雪に囲まれた穏やかな正月

新年祝賀式、教育委員長の松原さんの音頭取りによる万歳三唱

武石村の成人式は 一人一人が前に出て二十歳の抱負を述べます
〔だんちょう・掛川兼司〕さんのご子息も親譲りで 上手に話していた





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