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孫と迎え盆 | 信州せいしゅん村

孫と迎え盆

昨夜1時30分に平塚から孫が両親とやってきた。着いた時は目が覚めて、冴えてしまって、『寝ない、遊ぶ』を連発。可愛いものだ。

田圃の水を見ていると近所のおじさんが話しかけて来た。
『おら、しょうしいわいやあ。田が「ひい」だらけで、どうにもならねーわいやあ。やだくなるわい』。
『えっ、そうかい。えっそ行って見ねえから、知らねーわい。でも大丈夫だで。あったって、ちゃんと取れるで』。
『もう田圃には足が取られて動けねーから入れねーし、どうにもならねーわいやあ。しょうがねーわいやあ。息子もいるだけど手伝ってくれねえしない』。

このおじさん84歳で、奥さんに先立たれてはいるが意気軒昂で、軽トラやバイクにまたがり、まだまだ田畑に出て仕事をしている方。遠くから見ると一人ポツンと田圃に佇んでいる姿をお見受けしたことが有ったがそんな理由だったか。息子さんも村内で暮らしているが、手伝って貰えないご様子。手伝って貰えない理由を話してくれたが、色々な考え方が広がっていて、これからどうなるのでしょうかね。困った事になって来なければいいが、心配な世の中だ。

9時30分、中道の畑の片隅に、10年の上、積み上げてそのままにししていた松の木の曳き材を、お盆で男手が揃ったので移動させることにする。孫まで含めて総勢6人。曇天に助けられ大汗もかかずに12時過ぎまでかかってやり終える。移動出来て良かった!

午後は息子と二人で片づけ終わった場所の整地と、畑の出入り口の通路部分に、土の流出防止にコンクリート製のブドウの支柱を横断枕木として入れ、ここの上と下にに軽トラで小石を運んで下に並べ、上に土を一輪車で運んで覆う作業を行う。きつい仕事だったが帰省した息子が良く手伝ってくれた。アリガトウ。

4時に帰宅して「迎え盆」の準備で女房の手伝いや席の準備を行い、6時過ぎに家族8人でお寺へ「迎え盆」の墓参り。孫が提灯を持ったり、お線香をあげたり、色々と面白可笑し気が付いてくれる。

夜は食後、久し振りの花火を見ることが出来た。『見せて貰ってありがとう』とじいちゃんばあちゃんが言っていた。そうだろうなあ。お盆の賑わいは孫が主役になるわけで、不在は寂しい。

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