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2008年1月29日

●元気作り支援金申請を取りやめ

8時15分に家を出て上田に向かうが、次々と電話が入り、そのつど車を止めて話をしていたら、9時になってしまって漸く上田の水野さんのデザインルームエムさんに到着。『ふるさと回帰予備校』の製本について変更部分を打ち合わせ。

市内の現場で益子塗装さんが最後の仕上げ工事。私からお茶を勧められいただく。中川大工さんが昨日やってきて、お施主様との楽しいやり取りの顛末を微笑ましくお聞きする。皆いい職人さんだとおほめの言葉をかけてもらう。嬉しいですね。

帰りに中川大工さんのお宅へよって、養生紙を届ける。スズメを取る仕掛けがあり、こんなもんで取れないでしょうと話しかけると『何言うだい、これがいちばん取れる仕掛けだよ』と、説明をしてくれる。昔子供の頃、炬燵にあたりながら、こんな仕掛けを作っていたずらをしていたことを思い出す。

帰宅してメールを見て、長和町の洩りモリケンさんへ伺い、明日の中国中学生のバス運行について立科と調整しながら決める。

午後は長野県の『元気作り支援金』の手続き書類を作成しだすが、どうも気が乗らない。あまりにも行政に頼り過ぎることが、気乗りしない理由ですが、どうしようかと悩みっぱなし。

3時に大高木さんがきて相談、結局見送ることにしてしまう。明日の中国受け入れの手配を再確認して、私は県観光協会の宿題、『冬の学習旅行推進提案書』を作成。

今日は息子の誕生日、聞いたら『三十路になった』そうです。

日本農業新聞のトップページに掲載された記事が目に付いた。
見出しは


食料の海外依存「危険」


首相 目も見ず答弁


農業理解「深めるべき」


「食料は海外でいくらでも買えるという考え方は、極めて危険だ」---。

福田康夫首相は28日の衆院予算委員会で、日本人の食料をめぐる世界情勢が様変わりしつつあり、厳しい現状把握が必要だとの認識を示した。自民党の遠藤利明氏の質問に答えた。

福田首相は「今までは極端なことを云う人は『金を払えばいくらでも輸入できるんだから』という乱暴なことを言っていたが、そうはいかない事情が出てきた」と指摘。食をめぐる不安定要因として地球温暖化や水不足、世界的な人口の増加を上げた。

首相はさらに、食料の安全保障について「農業に対する理解を深めていく必要がある。国民世論も今までは割合のんびり考えていたかも知れないが、今はかなり深刻になりつつあると思う」と、国民が意識を高める重要性を指摘した。

首相が答弁メモを見ず、食糧問題でこれだけ踏み込んだ見解を示したのは初めて。