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2008年1月 9日

●繭玉の柳の木

1月30日に中国深センの外国語学校中学生が『ほっとステイ』に来てもらえる様になっていますが、その受け入れ資料を作成し、各地区の皆さんに配信する。答えを記入して返信してもらうのですが、寄せ集める資料を一つの資料として整えていくのは大変です。今週中に仕上げて中国側へ送らなければいけないので、これからが頑張りどころです。

午後、この15日にどんど焼きで使う「繭玉」を飾り付ける柳の木を取りに出かけてみたが、探してもなかなか見つからず焦ってしまう。あるのはアカシア(ニセアカシア)だけ。もの凄い繁殖力に驚かされてしまいます。どこの場所へいっても蔓延っています。河川管理者の国交省河川事務所では取り除き駆除する計画をたてるのですが、養蜂家からは上質な蜜源になるアカシアを切られてしまうと商売あがったりになると主張され、反対運動が繰り広げられています。河川管理者が一番問題にしているのは、アカシアの木が流路を塞ぐようになってきて、台風が来て増水したときに流れを遮り、氾濫を引き起こす恐れがあるからです。自然保護の面からみるとアカシアは外来種で好ましくない木なのですが、駆除か保存かどちらを優先するか、場所場所の判断をして進めるしかないでしょうね。

でもアカシアと言えば、武石体育館脇の河川公園にもアカシアの大木が生い茂っています。夏の間、炎天を遮り、バーベキュー場所を木陰にしてくれ、憩いにきた人達に安らぎを提供してくれますので、同じアカシアでもここのアカシアは養蜂家と同じで、人間は恩恵に浴しているはずで、ここの木を切ってしまったら非難ごうごうですね。ところでここの川は、この近辺では最高の場所ですよ。川の水は綺麗で適度の流れがあり、子供さんたちでも安心して川遊びができるし、バーベキュー炉が付いていて誰でも無料で使えますし、清掃も行き届いていて気持ちよく使えます。是非遊びに来てみてください。

柳の木はようやく探し当て小枝を3本切り取ってきましたが、探している間に倒れていてもまだ生きている竹に巡り合いました。実は以前から我が家では暖炉で薪を焚いていて、火の付き具合が悪いときに「火吹き竹」を使っていましたが、この「火吹き竹」に割れが入って息が抜けてしまい、女房から『何とかして」と言われてのを思い出し、切り出してきて、帰ってからご覧のような立派な「火吹き竹」を作り、女房からはとても喜ばれましたが、腰の曲がり具合が悪くなった年老いたばあちゃんからは『もう10センチも長ければよかったね。吹きづらいや』と言われてしまう。年を取ると云うことを理解し、さらには知恵を早く身につけないといけないと反省した次第です。

夕方、上田の水野さんに『納得・ふるさと回帰』の本を書きたいので、作ってある資料を送るので見てアドバイスをいただきたいとお願いする。協力しますと返事をいただくが、本作りは大変だと言われます。やらないといけないとの思いだけで作れるのか不安があります。